畑に虎・明日から3月
2月も今日で終わり、明日から3月になり、気温もぐっと上昇して暖かくなります。寒さは今日でおしまいの予報です。
この町でも河津桜が咲いています。農家の畑の隅ですが。
畑の様子
これは山芋の芽出し。山芋の頭の部分を切り取っています。
早くも元気な芽がいくつかでています。
山の中の畑の用意。ここでは収穫に頻繁に通わずにすむようにサトイモ、カボチャを植える予定です。
困っているのが畑の西側の竹林です。ここは30年前はミカン畑でしたが、今は10メートルの高さの竹林となり、冬場の西日を塞いでしまっています。数百本を切らないといけないので、作業できるかどうか迷っています。人の土地でもあるし。ここが開けると野菜の成績が上がることは間違いないのですが。
整備されたオリーブ畑
私の畑に向かう途中にきちんと整備された畑があり、そこにはオリーブの木が植えられていました。
このように農道も排水路もできています。オリーブでなにか収穫とはわかりませんが、趣味のような畑です。
その頂上から見下ろした景色は、いつも通っている農道と周りのソーラーパネルでした。
その途中にあるのがこれ、木彫りの虎です。
番犬替わりでしょうか。ちょっと古くて痛んでいますが、見事です。
その他の話題
いやぁ、毎年いただく、管理栄養士の方の手作りチョコ。これは口の中で溶けるおいしさです。これで春のチョコはおしまいです。
これはね、町営バスの窓に通学する高校生が落書きしたもの(一部は消されてる)。楽しいですよね。
いつもの海と貨物船の景色。
この時季、あまり釣りができないです。行っても1匹程度の成果だし。
コロナウイルス肺炎で小中高休校
まるで戦時体制のようです。全国ですから、そうすれば各方面に大きな影響が出ることは事前にもわかりますが、そのフォロー無しでの「要請・希望」とのこと。こちらでも蒲郡のホテルが倒産、児童の家庭が共稼ぎだとどうするのいか、とか、もっと事前の検証があるべきでしたが、私はまだ全貌をとらえられていません。
卒業式、入学式、入学試験、野球やマラソン、デパート小売り店の販売減、学校給食の中断により業者への補償など、とても書ききれません。私には要請は「勇み足」ではないかと思うようになりましたが、どうなんでしょうか。
梅桜・冬の星座
こちらの町では、昨日18日にこの冬初めて雪がチラホラ舞いましたが、短時間でした。この時季、コロナウイルスや桜の暗い話題ばかりでうんざりしておられませんか、こんな話題ではいかがでしょう。
白梅はこのように。
紅梅が満開近くになりました。
この地方にも河津桜の公園はあるのですが、見ごろはまだ半月以上先です。どうも、ソメイヨシノから河津サクラに春の話題が変わってしまいそうです。河津サクラは色鮮やかで、つつましいソメイヨシノよりも目立つためでしょうか。
これは、サトイモの親芋を種芋に使うための芽出しの準備です。親芋の上下を切り、それを縦に4つに切って、数時間乾燥させて、それから向きを変えて薄く土盛りして、保温ネットの中で様子見します。種芋用には大きめの子芋を使いますが、1トン収穫しようとすると、種芋だけでも600個くらい必要になります。出荷に使い過ぎた、種芋用が足りない時、親芋を切って種芋につかいます。昨年1ウネそうしてみたら、成績がよかったので、本格的にこんな風に種芋を芽出しして使ってみようと思いました。
このように芽が上になるように置き換えて、軽く砂を被せてビニール温床の中に入れて発芽促進、様子を見ます。
立木伐採の枝をきれいにかたづけました。
ここの地主はうるさいどころではありません。ADSL(電話回線)が無くなり光り回線だけになるというので、その工事をNTTが始めようとしても許可しないのです。どうも電柱を建てられたことから気に入らないようなので、NTTも困っている様子。それでクレームを付けられる前に片付けたのです。
田舎でも付き合いたくないような人たち、いますよ。私が畑に向かう途中の農道に平気でミカンの皮や野菜クズを捨てるのです。私よりも年上なんで、こんな人とは口もききたくないので、注意もしませんけど。
一方の高齢者である私の方では、トラクターを離れた畑に移動後、元の軽トラの位置まで歩くことに。高齢者向きのサプリメント広告のようにサクサク、スイスイ、ホイホイとは歩けず、ヨタヨタ、フラフラと30分の散歩になりました。
チョコは、もうたくさん
私、2月初めの誕生日なんで、バレンタインも併せてチョコをいただくのですが、食べるとビールが苦くなるので、もういい!って感じです。でも3人くらいからしかいただいていませんよ。それでもまだ食べ切れずに残っているんで、コンビニの店員に差し上げたりしてますけど・・・。バレンタインとチョコの関係、チョコメーカーの策略かと。
大きい方の猫がちょっと元気がなかったのですが、なんとか回復に向かっています。
この時季、釣りは不調です。この前はギンボ(海のドジョウ)1匹だけ。ちょっと南の港ではイワシの入れ食い状態ですが、そこには行きません。
桜も新型肺炎もいいニュースが早く出てほしいですね。
後期高齢者になる
記録的な暖冬です。ようやく2月中旬になって冬らしい寒さになり、本州のスキー場にも積雪がありました。この寒さも長続きせず、13日木曜日には10℃~17℃という予報になり、そのままの気温が続きそうです。同時に雨になります。これでは夏の気温が下がる冷夏になるのではないかとの予想もあります。これまではそれで年間平均気温のバランスが取れるというのが常識でしたが、私は、逆にこのまま夏の気温は更に上がるのではないか、という望ましくない予測をしています。
それでも10日朝には、車のフロントガラスが凍結していました。寒さもこれがピークでしょう。この冬、地面の氷をついぞ見なかったです。この日、名古屋市・岐阜市でこの冬初めての降雪がありました。
この時季、野菜作りの畑は農閑期です。畑には秋冬野菜が残っている他に早めに収穫が終わった畑は更地になっています。新たに私の担当になった畑ですが、長女たちは、ウネの向きを変えたので、ウネの長さが40mくらいになったので、私は助力無しでやっているのではちょっと労力的には厳しくなりました。これまで機械化は小型のトラクターと手押しハンマーナイフローター、手押し500キロ運搬車程度でしたが、若い衆は加えて、マルチャーとトラクターの組み合わせや、野菜苗移植機に広げ、機械化農業へ方向転換しているようです。ただ、長女では労力的には無理があるので、農作業もアルバイトに依存せざるを得ず、人件費も増加しているようで、そこが心配です。
畑の方は休憩中ですが、立木の片付け作業が続いています。右側は薪ストーブ用に切った薪、左側は細枝などで、これは焚火で燃やします。
それは、このように軽トラに積んで、離れた畑に運んで燃やします。あまり大量には積むことができないので、10回以上運んでいますが、この作業も結構疲れます。
後期高齢者になりましたが
2月4日に私は75歳になり、いわゆる後期高齢者になりました。時を同じくして上の文庫本を読み始めました。1945年8月15日、いわゆる終戦の日ですが、その日からおよそ半年の間に起こったことを14歳の少女の眼で書き連ねている小説で、700ページ以上あります。私が子供時代に、そのような戦後の混乱をこの目で見てきました。
力作で文部省奨励賞を受賞しています。これは国内の事態ですが、日本が占領してきた国々では米国占領兵が国内で起こしたような行動を日本兵が現地民に対して起こして来たのではないか、という視点が欠けているとも思いました。日本軍が占領地でどのような支配をしたかについては、五味川純平「人間の条件」「戦争と人間」があり、映画やテレビドラマになりました。日本史教科書にも簡単に書かれていますが、これらの本をお読みになることをお勧めします。
さて、私の暮らし向きも少しずつ変わりつつあり、農場での仕事は減少していますが、それでもやり切れないほど体力も衰えています。上の野菜畑の面積さえもできるかどうか、自信がありません。老化とはこういうものかと改めて認識させられました。農作業には時間がかかるようになり、能率も低下していますが、そのうち、こういうものだと納得するのでしょう。
これまでも農作業分の「給料」のようなものはもらったことがない(経営全体に余裕がない)ので、自由に使えるのは年金だけです。まだ自分の葬式代も貯えられていないので、本当に小遣いだけでも不自由しています。それなのに年金専用の預金口座から1)国民健康保険料、2)介護保険料、それに新たに3)後期高齢者医療保険料、が天引きされます。1)から3)に変更になるということのようです。
寛太郎くんがインフルエンザに
9日に高熱が出たので、厚生病院へ診察に行くと、翌日10日にインフルエンザだと知らされましたので、11日も保育園を休んでいます。どうも保育園の集団感染のようです。新型肺炎の感染が広がる中、知多半島ではまだ感染者が出ていませんが、海外旅行から帰国する予定の町民がいるようで、心配ですが、私個人は人混みに出ないので、マスクもしていません。マスクと手洗い,うがいくらいしか対策がないのですか。皆様もお気をつけてください。