SSブログ

春の嵐・農的暮らしの人々他

 猛威を振るうコロナウイルスの報道で、春の心は休まりませんね。ここではちょっと息を抜いてご覧いただけると思います。

 週刊天気予報.jpg

 3月下旬から4月にかけての天気予報は雨マークが続いています。それだけでなく、4月3日、4日は4℃5℃の気温予想であり、遅霜の恐れがあるようです。この気温ではこちらでも霜が降りる可能性大です。

 IMG_0456.jpg

それでも、桜は4分咲きといったところでしょうか。ご覧のようにキジも出てきました。

 畑の様子は

 IMG_0460.jpg

 まずは農作業の様子です。これが私の育苗トンネルです。この中に苗箱がありますが、温床の熱源は無し、昼間の太陽光が頼りです。それでもビニールを2重に張ってあるので、日が差すと40℃近くまで上がります。

 IMG_0452.jpg

 右がカボチャ、左がキュウリですが、真ん中のトマトは温度が足りないのか、発芽不良で、これは蒔きなおしになるかも。IMG_0463.jpg 根深一本ネギも出始めました。苗の予想されるサイズに合わせて、プラグトレイを72穴、128穴、200穴、288穴と変えてあります。ネギ類は200、288穴トレイで、畑に移植するのには根を痛めないので、有用です。

 IMG_0459.jpg

 ここはキュウリ、トマト、山芋、プリンスメロンを植える予定です。プリンスメロン、1粒50円しますが、1株から5,6個収穫できるし、収穫も楽です。収穫して十日後が食べごろ、消費者の評価は高いですよ。

 IMG_0462.jpg

 先に植えたサトイモのマルチは高うねだったこともあり、何度も強風に吹き上げられ飛ばされそうになりました。何度も土盛り土寄せさせられました。

 IMG_0461.jpg

 ここはネギの予定地で、ウネ幅90センチくらいで溝を切って、溝底に植えていきます。まだ芽が出たばかりですので、慌てることはないのですが。

 IMG_0454.jpg

 一年以上しなかった軽トラの荷台の掃除、色々な農具を積むのできれいに整頓していないと作業能率にも影響します。雨が続くので、なんとかやり終えました。

 IMG_0444.jpg

 私は鍬の柄には木製にこだわっています。手触りが違うもんね。柄の先を鍬に差し込むようにできているのは、比較的に簡単につなげるのですが、鍬の『取っ手」を柄に差し込むタイプ(画像)は簡単ではありません。精巧な工具が必要ですが、有り合わせの工具でなんとかしました。アルミの柄が増えていますが、高いし、手触りがよくないと思います。

 春の嵐とは

 実は天候のことでなくて、私のまわりに起こったバタバタ騒動がいくつか続いて、慌ただしかったのをこんな風に表現したのです。その一つ

 IMG_0431.jpg

 猫のナナが高齢のために亡くなりました。14,5歳ですから、寿命でしょう。歯が無くなっていて、人間も食べれないマグロ缶詰をやっていましたが、それも戻すことがあって、それ以上の面倒を見ることまでができなかったです。これが猫の墓です。IMG_0464.jpg

まだ4匹いますし、10年以上のが1匹いるんです。ブロックを敷かないと野良犬に掘られてしまうんです。これで堪忍してもらっています。

 農的暮らしの人たち

 IMG_0429.jpg

 その少し前に、畑で藍(飼い犬)が興奮して走り回っていたので、何かと見たら、烏骨鶏がいたのです。犬を軽トラの床に入れて、烏骨鶏を3匹保護しました。それを抱えて、そばの2農家に行って、「これ、お宅のではないですか。または飼い主を知りませんか」と尋ねても、「知らない、うちでも飼えない」とのことで、家までかごに入れて帰り、飼ってくれる人を探したんですよ。そこで「飼ってもよい」という方がお持ち帰っていただけたのです。その方の鶏小屋がこれです。これだけではないんですよ。

 IMG_0430.jpg

 小型のチャボもいますし、もっとあきれる(笑)のは

 IMG_0426.jpg

 ヤギもいましたし、

 IMG_0425.jpg

 黒ヤギさんもいましたし、滅多に見ることができない

 IMG_0428.jpg

 ロバさんもいるのでした。どうですか。農的暮らしもここまで来ると本格的ですね。まだお若い人たちで、広い敷地に動物をたくさん飼っておられるんです。

 隣の美浜町です。3軒の農的暮らしの人たちがいますし、この南知多町にも数人新たに農的暮らしを始めた人たちがいます。私もささやかですが、応援しているんですね。農場へお手伝いさんとして来ていただいてもいます。

 IMG_0449.jpg

 南知多へ入村された方では、簡易宿泊所(2か所)や喫茶店を開いた方もおられるのですが、その喫茶店の1軒離れた家と倉庫で27日に火事があって、倉庫2棟が全焼、家屋半焼。道路が狭くて消防車もなかなか入れなかったようです。喫茶店そのものには延焼しなかったのが幸いでした。IMG_0465.jpg

中日新聞3/28知多版 これが私への春の嵐だったのでした。これで終わりにしてほしい。

 IMG_0447.jpg

 私のパソコンで童画を見る寛太郎君。5歳になります。

 海景色と釣りなど

 IMG_0438.jpg

 そんなあれこれも海辺の喫茶店で休憩すると気分は楽になりますし、

 IMG_0451.jpg

 伊勢湾の貨物船を見るのも楽しいですし。

 IMG_0433.jpg

 防波堤で休むユリカモメや

 IMG_0435.jpg

 海に浮かぶカモたちを見ても癒されるし、

 IMG_0432.jpg

 べビー級のメバルも釣れて私の相手をしてくれたり、(これはリリース)

 IMG_0445.jpg

 20センチ級のカサゴも釣れて、

 IMG_0436.jpg

 20センチのアイナメ。これらは農的暮らしの人たち、農場へのお手伝いさんに行き渡りました。

 まだ数日、雨曇りが続きそうですし、コロナもこのままでは収まらないようなペースで、あんまりのどかな春とは言えないですが、ここをご覧になって少しは気分が晴れたでしょうか。(29日午後、ネギの画像を差し替え、猫、新聞記事の画像を追加しました)

 

 

nice!(17)  コメント(4) 

コロナと春の異変

 3月18日が冷え込む予報でしたが、その翌日から春めいてきました。まだ4℃くらいまで下がる日があるので、注意が必要です。ここまではずっと雨や曇りが続いて畑の土が乾かずに重いので、作業に難渋していました。

 IMG_0417.jpg

 モクレン(赤)が咲き始めていますが、

 IMG_0419.jpg 白モクレンは花も少なく、小さく、早くも枯れています。私の記憶ではモクレンは4月後半から5月に咲くと思っていたので、こんなのはおかしいのか私の記憶ちがいかと検索でも調べたら、一般的に4月だとありました。冬の暖かさで早咲きしてしまったようです(早咲きする一部の品種もあるそうです)。

 IMG_0421.jpg

 ツバメの初見参です。少し冷え込んだ日があったので、その後に家にやってきてくれました。この後、ペアの相手を探して、産卵育雛、8月下旬に旅立ちます。

 畑の作業

 IMG_0399.jpg

 これは、薄手の防虫ネットの補修で、化繊の細い糸で縫っているんです。IMG_0401.jpg

 土盛りが深かったり、雑草の根がからんでいたりすると、すぐ切れてしまう安い方の防虫ネットですが、そのままではもったいないので繕いしました。10数か所を縫いました。

 IMG_0402.jpg

 山の畑で右側がサトイモ、左はまだですがカボチャ予定。

 IMG_0407.jpg

 ここは椿の畑と呼んでいて、今年から私の分担になったところ。サトイモを埋めた後、このように散水チューブを敷きます。これがちょっと風があると飛ばされてしまうので、たいへんです。無風の日に作業します。ウネの両端は塩ビパイプでつないでいます。それは農業用水の元栓につなぎ、夏の散水に使います。

 IMG_0408.jpg

 その後にマルチシートを張っていきます。

 IMG_0409.jpg

 これも風に弱いです。裾に土寄せして、中央にも土盛りします。最初は4ウネの予定だったけど、6ウネに広げました。サトイモの埋め込みは前回のblogにあります。作業の時季としてはちょっと早いのだけど、少しずつでも片付けていかないと全部が進まないんです。いつもはマルチシートは機械で敷くのですが、なんだか気が進まず、最初から手作業になってしまいました。歳だから、かな。

 IMG_0412.jpg その横にあるのがトウ立ちし始めて出荷をやめた大根畑。このままトラクターを入れるわけにはいかないので、大根を全部抜いて畑の外に持ち出しました。大根の根元にシャベルを差すと楽に抜けますよ。でも、結構あったので、一苦労でした。腰が痛い。

 IMG_0422.jpg

 カブも残っているので、集め始めたのですが、ちょっと体力が続かないので途中で集めるのをやめてしまいました。

 IMG_0423.jpg

その後、トラクターで耕耘して更地になり、堆肥を散布する目印の杭を建てました。明日、堆肥の散布をします。

 コロナウイルスは農家にも

 IMG_0416.jpg

 こちらの中日新聞(3/18), 1ページ全部がコロナウイルス情報であるだけでなく、社会面家庭面1面海外面全部にコロナ関連のニュースがでています。朝日新聞もほとんど同じで、コロナ情報としてはこのあたりがピークのように思われます。 

 コロナウイルス感染のために、こちらのフリーマーケット、朝市などが中止になり、農家が野菜などを出店する場が失われました。供給する場がなくなったのです。当方でも月に2回、鶏卵を出品するためにファーマーズマーケットに出ていますが、野菜は、ほとんどを消費者へ直送しているので、影響は鶏卵だけでした(消費者への直送で経営的に安定しても、その作業の負担が軽くはないです)。しかし、フリマへの出店がメインの有機農家が多いのです。私共ではそれらを少ししか引き受けることができませんので、ご覧のみなさま、小規模有機農家へのご支援ご協力をお願いできないでしょうか。フリマの関係者にお尋ねください。(関連して、農家の大規模化で農産品輸出を、という掛け声が上がっています。この問題点などは次回に)

 IMG_0413.jpg

 行きつけの海辺の喫茶店のシクラメン。

 IMG_0404.jpg

 窓から、このように貨物船も見ることができます。まだ風が強くて釣りには出かけられません。

 世界的に感染拡大のコロナウイルス肺炎、欧州に広がってやっとWHOが動き始めました。このあたりで下火に、治まってください。あなたの周りに感染が広がらないように祈ってます。


nice!(16)  コメント(4) 

荒れ模様の3月上旬

 3月10日火曜日、今日も朝から雨で、午前中は激しい風雨でまるで春の嵐って感じです。日曜日も終日雨で、しとしとでしたが、農作業ができませんでした。

 IMG_0389.jpg モクレンが早くも膨らみ始めていますが、まだ春本番とまではならないようで、来週から数日間寒の戻りが予報されていまして、その後に暖かくなるみたいです。

 雨日に挟まれた月曜日、貴重な晴れの日なので、サトイモを植えました。

 IMG_0390.jpg ここはトラクターで溝切りをして、種芋を並べていきます。種芋は親芋の上下を切って、縦に4等分したものを4,5日保温芽出ししたものです。もっと後に植えるつもりだったのですが、種まき保温の場所を空けたかったから、サトイモ作業を先行させたんです。

 IMG_0394.jpg

 種芋を並べて、そこに土をかぶせて、低いですが、少し高うねになるようにします。ここには、その上に潅水チューブを敷いて、その上にマルチシートを掛ける予定です。

 IMG_0395.jpg

 山の畑にもサトイモを植えました。手前のマルチにはカボチャを植える予定です。ここは足繁くは通えないので、小物野菜は作りにくいのです。湿って重い土を被せてなんとか終わり、晴れたらマルチシートを掛けます。

 IMG_0396.jpg

 雨の後でこの畑の奥に入ったら出られなくなるかも・・・とは思いながらも奥まで入ったら、やはり、滑って軽トラが上れません。こんな時には、コンクリートブロックを5,6個荷台に載せれば、たいていは進むのですが、ここにはブロックを置いてなかったので、その他の重いものを積んで、何回か試すうちになんとか出ることができました。ワンコも乗って来ていたので、歩いては帰れないんです。

 IMG_0397.jpg

 また古瓦を集めて敷く作業を晴れたらするのですが、これけっこう腰を痛めるのですよね。

 その前の土曜日にもミスがあって、夕方に軽トラの車幅灯を消し忘れていて、バッテリーが上がってしまったので、雨が止んでから連れ合いの軽トラからバッテリーを繋いで動くようにしましたよ。やれやれでした。でもまぁサトイモを合わせて7ウネ600個以上を植え終わりました。

 こんな能率の悪い仕事になったのは、天候だけでなくて、自分の老化のせいだなぁと気が付いていますが、もう少し慎重でなくてはいけないですね。

 IMG_0388.jpg

 室内では何事もなかったかのように、猫たちがのんびり・・・。見ているだけでも気分が癒されそうです。

 IMG_0385.jpg

 月の初めに行ったのが最後の釣りで、カニも小さくて、カサゴもリリースサイズでしたが、それでも見物人がいらしていて、釣果をお聞きになるんです。この人はベテランなんだと知られてきたみたいです。もう少し暖かくなったら再開します。月の後半くらいでしょうか。

 雨もあって、バッテリー上がりだったり、軽トラが山畑からでられなかったりで、穏やかではなかったです。畑はサトイモが植えられただけで、雨が止めば、夏野菜の種まきを開始する予定です。春はもっとのどかなはずだったんだけどなぁ。

 水戸黄門 夕方4時から、ちょっと早い時間なんでどうかなと思っていたら、周りでもお年寄りが見ているようです。土日は休みですが、夏が近づけば(日暮れが遅いので)見ないで仕事を続けているかもしれません。たいして変わり映えしない、ストーリーも、中間管理職の役人と大店の商人の悪だくみから弱者を救うというパターンです。私も見てますよ。時代劇が少なくなっていますからね、テレビでは。土曜日NHK6時からも時代劇があります。こっちのほうが楽しみです。

 コロナウイルス肺炎

 新聞、テレビで毎日新たな感染者数が出されていて、何を信頼して判断していいのか、わかりません。日本国内だけでなく、世界では中国、イタリー、イランなどで大感染、死者も高率で出ています。その中では日本は比較的に感染者数は少なく、感染者死亡数も2%以下と低いのですが、政府関係者は「この後1~2週間は模様眺め」で感染が拡大するのか治まるのかは判断できず「出口が見えない」状態のようです。ただ、感染しても80歳以上の高齢者や疾病持ちでなければ、軽症のまま回復するようですので、やみくもに恐れる必要はないと個人的には感じています。

nice!(16)  コメント(4) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ
にほんブログ村