春の嵐・農的暮らしの人々他
猛威を振るうコロナウイルスの報道で、春の心は休まりませんね。ここではちょっと息を抜いてご覧いただけると思います。
3月下旬から4月にかけての天気予報は雨マークが続いています。それだけでなく、4月3日、4日は4℃5℃の気温予想であり、遅霜の恐れがあるようです。この気温ではこちらでも霜が降りる可能性大です。
それでも、桜は4分咲きといったところでしょうか。ご覧のようにキジも出てきました。
畑の様子は
まずは農作業の様子です。これが私の育苗トンネルです。この中に苗箱がありますが、温床の熱源は無し、昼間の太陽光が頼りです。それでもビニールを2重に張ってあるので、日が差すと40℃近くまで上がります。
右がカボチャ、左がキュウリですが、真ん中のトマトは温度が足りないのか、発芽不良で、これは蒔きなおしになるかも。 根深一本ネギも出始めました。苗の予想されるサイズに合わせて、プラグトレイを72穴、128穴、200穴、288穴と変えてあります。ネギ類は200、288穴トレイで、畑に移植するのには根を痛めないので、有用です。
ここはキュウリ、トマト、山芋、プリンスメロンを植える予定です。プリンスメロン、1粒50円しますが、1株から5,6個収穫できるし、収穫も楽です。収穫して十日後が食べごろ、消費者の評価は高いですよ。
先に植えたサトイモのマルチは高うねだったこともあり、何度も強風に吹き上げられ飛ばされそうになりました。何度も土盛り土寄せさせられました。
ここはネギの予定地で、ウネ幅90センチくらいで溝を切って、溝底に植えていきます。まだ芽が出たばかりですので、慌てることはないのですが。
一年以上しなかった軽トラの荷台の掃除、色々な農具を積むのできれいに整頓していないと作業能率にも影響します。雨が続くので、なんとかやり終えました。
私は鍬の柄には木製にこだわっています。手触りが違うもんね。柄の先を鍬に差し込むようにできているのは、比較的に簡単につなげるのですが、鍬の『取っ手」を柄に差し込むタイプ(画像)は簡単ではありません。精巧な工具が必要ですが、有り合わせの工具でなんとかしました。アルミの柄が増えていますが、高いし、手触りがよくないと思います。
春の嵐とは
実は天候のことでなくて、私のまわりに起こったバタバタ騒動がいくつか続いて、慌ただしかったのをこんな風に表現したのです。その一つ
猫のナナが高齢のために亡くなりました。14,5歳ですから、寿命でしょう。歯が無くなっていて、人間も食べれないマグロ缶詰をやっていましたが、それも戻すことがあって、それ以上の面倒を見ることまでができなかったです。これが猫の墓です。
まだ4匹いますし、10年以上のが1匹いるんです。ブロックを敷かないと野良犬に掘られてしまうんです。これで堪忍してもらっています。
農的暮らしの人たち
その少し前に、畑で藍(飼い犬)が興奮して走り回っていたので、何かと見たら、烏骨鶏がいたのです。犬を軽トラの床に入れて、烏骨鶏を3匹保護しました。それを抱えて、そばの2農家に行って、「これ、お宅のではないですか。または飼い主を知りませんか」と尋ねても、「知らない、うちでも飼えない」とのことで、家までかごに入れて帰り、飼ってくれる人を探したんですよ。そこで「飼ってもよい」という方がお持ち帰っていただけたのです。その方の鶏小屋がこれです。これだけではないんですよ。
小型のチャボもいますし、もっとあきれる(笑)のは
ヤギもいましたし、
黒ヤギさんもいましたし、滅多に見ることができない
ロバさんもいるのでした。どうですか。農的暮らしもここまで来ると本格的ですね。まだお若い人たちで、広い敷地に動物をたくさん飼っておられるんです。
隣の美浜町です。3軒の農的暮らしの人たちがいますし、この南知多町にも数人新たに農的暮らしを始めた人たちがいます。私もささやかですが、応援しているんですね。農場へお手伝いさんとして来ていただいてもいます。
南知多へ入村された方では、簡易宿泊所(2か所)や喫茶店を開いた方もおられるのですが、その喫茶店の1軒離れた家と倉庫で27日に火事があって、倉庫2棟が全焼、家屋半焼。道路が狭くて消防車もなかなか入れなかったようです。喫茶店そのものには延焼しなかったのが幸いでした。
中日新聞3/28知多版 これが私への春の嵐だったのでした。これで終わりにしてほしい。
私のパソコンで童画を見る寛太郎君。5歳になります。
海景色と釣りなど
そんなあれこれも海辺の喫茶店で休憩すると気分は楽になりますし、
伊勢湾の貨物船を見るのも楽しいですし。
防波堤で休むユリカモメや
海に浮かぶカモたちを見ても癒されるし、
べビー級のメバルも釣れて私の相手をしてくれたり、(これはリリース)
20センチ級のカサゴも釣れて、
20センチのアイナメ。これらは農的暮らしの人たち、農場へのお手伝いさんに行き渡りました。
まだ数日、雨曇りが続きそうですし、コロナもこのままでは収まらないようなペースで、あんまりのどかな春とは言えないですが、ここをご覧になって少しは気分が晴れたでしょうか。(29日午後、ネギの画像を差し替え、猫、新聞記事の画像を追加しました)
2020-03-28 16:19
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コメント(4)
いつもながら広いです。
お孫さんピース!家族なかよく、何よりです。
by 夏炉冬扇 (2020-03-28 19:29)
寛ちゃん、この前生まれたと思ったらもう5歳になるんですね。来年は小学校かな?
ウッコケイは私も飼ったことがあります。ウッコケイの卵高いですよね。でも3日に一個位しか生まないし、数が多くなるとけんかし始め、雪の降る青森では冬の小屋に困ってしまいました。屋根雪が落ちて来て、即死でした。その時アヒルも飼っていたので、アヒルも同じく即死。それ以来鶏類はやめました。うさぎとかは家の中で飼っていて、可愛かったですよ!8年育てて、年で死にました。家の庭石はここがこの犬、ここにうさぎと決めて、暫く線香をあげてました。今は山野草が映えていますが、家族の一員として一緒に住んでいたので、今でも思い出します。
里芋、今日やっと2個だけ芽が見えて来ましたよ!嬉しい!
有難うございます。
by mutumin (2020-03-28 20:06)
コロナ騒ぎをよそに、ゆったりとした暮らしをされている様子がよくわかります。ありがとうございました。
by やおかずみ (2020-03-30 15:28)
ずっと雨続きで農作業ができませんね。時間を持て余しています。月曜日、ちょっと釣りに出たけど、反応無し、雨で冷えたので、帰ってきました。
夏炉冬扇さん
今年から私の担当面積は4反弱(2枚の畑)になりましたが、ちょっと厳しいです。寛太郎君、youtubeの童画が大好きです。
mutuminさん
寛ちゃんが5歳になるということは、私もmutuminさんも5歳年を取ったということです。今日の新聞で、75歳以上の事故運転手の4割に認知症だとか。高齢運転者には厳しいなぁ。
烏骨鶏の玉子は小さいし、年に5,60個しか生まないでしょう。ウサギも可愛かったでしょう。私はペットたちの墓参り、ほとんどできていないです。こちらもサトイモの芽が動き始めています。植えてあるのをところどころ掘り返して見ています。
やおかずみさん
こちらこそ、ごらんいただき、ありがとうございます。もう農場全体は後継者にまかせたので、口出しもしないです。面積が小さくなっても体力は相応に低下してますので、すぐ筋肉痛になります。
by とりのさとZ (2020-03-31 11:56)