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コロナと春の異変

 3月18日が冷え込む予報でしたが、その翌日から春めいてきました。まだ4℃くらいまで下がる日があるので、注意が必要です。ここまではずっと雨や曇りが続いて畑の土が乾かずに重いので、作業に難渋していました。

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 モクレン(赤)が咲き始めていますが、

 IMG_0419.jpg 白モクレンは花も少なく、小さく、早くも枯れています。私の記憶ではモクレンは4月後半から5月に咲くと思っていたので、こんなのはおかしいのか私の記憶ちがいかと検索でも調べたら、一般的に4月だとありました。冬の暖かさで早咲きしてしまったようです(早咲きする一部の品種もあるそうです)。

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 ツバメの初見参です。少し冷え込んだ日があったので、その後に家にやってきてくれました。この後、ペアの相手を探して、産卵育雛、8月下旬に旅立ちます。

 畑の作業

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 これは、薄手の防虫ネットの補修で、化繊の細い糸で縫っているんです。IMG_0401.jpg

 土盛りが深かったり、雑草の根がからんでいたりすると、すぐ切れてしまう安い方の防虫ネットですが、そのままではもったいないので繕いしました。10数か所を縫いました。

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 山の畑で右側がサトイモ、左はまだですがカボチャ予定。

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 ここは椿の畑と呼んでいて、今年から私の分担になったところ。サトイモを埋めた後、このように散水チューブを敷きます。これがちょっと風があると飛ばされてしまうので、たいへんです。無風の日に作業します。ウネの両端は塩ビパイプでつないでいます。それは農業用水の元栓につなぎ、夏の散水に使います。

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 その後にマルチシートを張っていきます。

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 これも風に弱いです。裾に土寄せして、中央にも土盛りします。最初は4ウネの予定だったけど、6ウネに広げました。サトイモの埋め込みは前回のblogにあります。作業の時季としてはちょっと早いのだけど、少しずつでも片付けていかないと全部が進まないんです。いつもはマルチシートは機械で敷くのですが、なんだか気が進まず、最初から手作業になってしまいました。歳だから、かな。

 IMG_0412.jpg その横にあるのがトウ立ちし始めて出荷をやめた大根畑。このままトラクターを入れるわけにはいかないので、大根を全部抜いて畑の外に持ち出しました。大根の根元にシャベルを差すと楽に抜けますよ。でも、結構あったので、一苦労でした。腰が痛い。

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 カブも残っているので、集め始めたのですが、ちょっと体力が続かないので途中で集めるのをやめてしまいました。

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その後、トラクターで耕耘して更地になり、堆肥を散布する目印の杭を建てました。明日、堆肥の散布をします。

 コロナウイルスは農家にも

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 こちらの中日新聞(3/18), 1ページ全部がコロナウイルス情報であるだけでなく、社会面家庭面1面海外面全部にコロナ関連のニュースがでています。朝日新聞もほとんど同じで、コロナ情報としてはこのあたりがピークのように思われます。 

 コロナウイルス感染のために、こちらのフリーマーケット、朝市などが中止になり、農家が野菜などを出店する場が失われました。供給する場がなくなったのです。当方でも月に2回、鶏卵を出品するためにファーマーズマーケットに出ていますが、野菜は、ほとんどを消費者へ直送しているので、影響は鶏卵だけでした(消費者への直送で経営的に安定しても、その作業の負担が軽くはないです)。しかし、フリマへの出店がメインの有機農家が多いのです。私共ではそれらを少ししか引き受けることができませんので、ご覧のみなさま、小規模有機農家へのご支援ご協力をお願いできないでしょうか。フリマの関係者にお尋ねください。(関連して、農家の大規模化で農産品輸出を、という掛け声が上がっています。この問題点などは次回に)

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 行きつけの海辺の喫茶店のシクラメン。

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 窓から、このように貨物船も見ることができます。まだ風が強くて釣りには出かけられません。

 世界的に感染拡大のコロナウイルス肺炎、欧州に広がってやっとWHOが動き始めました。このあたりで下火に、治まってください。あなたの周りに感染が広がらないように祈ってます。


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コメント 4

やおかずみ

つばめがはるばると帰ってきたのですね。つばめはコロナ肺炎
、国境も関係なく移動できるのですね。
by やおかずみ (2020-03-19 15:53) 

夏炉冬扇

ぎゃらりぃの紫モクレンはつぼみです。
こちら、暖かかったけれど、風の強い1日になりました。
by 夏炉冬扇 (2020-03-19 17:36) 

mutumin

私も勿体ないので、防虫ネット、補修して使いますよ。
フリマで売る方は、イベントが無くなるので、影響受けますよね。
このコロナは経済にかなりの打撃を与えています。どうなっちゃうのか、心配です。
by mutumin (2020-03-19 20:55) 

とりのさとZ

 このブログに書き忘れてしまったことがいくつかありました。しょうがないから、次回にします。畑で烏骨鶏(ウコツケイ)を3羽保護したのです。

やおかずみさん
 渡りの途中での天候などで遅れることはあるでしょうが、毎年来てくれます。画像の巣全部が使われます。南の方から渡って来る鳥もあれば、北に帰る鳥たちもいます。スズメのように渡りをしない鳥もいるのですね。

夏炉冬扇さん
 モクレンがつぼみなのは時季としていいのだと思います。こちらがおかしいのでしょう。春めきましたが、雨も多いです。

mutuminさん
 防虫ネット、安くないですし、化繊糸と針でできますし。フリマの中止で困っている農家は少なくありません。早く収束してほしい。日本では感染者の死亡数が少ないですが、愛知県では感染者の10%が死亡数なのです。これは実際の感染者数がもっと多いということでしょうか。
by とりのさとZ (2020-03-21 07:41) 

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