梅雨真っただ中・晴れ間に収穫と雑草処理
6月末になって、ようやく全国的に梅雨入り。週間天気予報は連日の雨マーク続きです。
毎朝、カボチャとズッキーニの授粉ツアーですが、山の畑への山道がこんな具合です。30数年前までは両側はすべてミカン畑だったのですが、今は竹林になってしまい、この時期に毎日のようにタケノコを蹴飛ばしています。
野菜畑の様子
ソラマメなどの跡地をトラクターで耕耘、そこに堆肥を散布しました。運搬車とシャベル作業です。今の畑の面積では手作業が限界ですが、しかしこれ以上の大型農機具を導入するのは負担増になるので、このままの状態で続けます。
おしまいに、私が使っている誘引ツールの紹介です。左の2つが「しちゅうキャッチ」で黒が16ミリ支柱用、白が20ミリ支柱用です。50本セットで1000円(25本セットもあります)。ただし、トマトの根元には太くなりすぎて、途中ではずさないといけなくなります。モノタロウなどの通販利用。
他にコメリで「誘引キャッチ」というネットやひもへの誘引ツールもありますが、支柱への誘引はできません。価格は同じくらいです。
その右側が「ビニタイ」で300本の15センチ長の針金にビニールかぶせたもの。なんでも結ぶことができる格安品。格安でも収穫後の回収が必要です。
その右側はキュウリネットで1.8m幅・18mのものが100円程度(目合い18センチ)。幅は3,6m、4,2mなどいろいろあります(コメリでも置いてあります)
お魚情報
回遊魚はフグが多くて、エサや針を切られますので、ちょっと困ります。(28日)
その他の話題
60歳からの老後生活には年金の他に2000万円の生活費が不足するとの政府の報告書ですが、そんなに貯金がある人、周りにはいないです。
私は、ちょうど真ん中の74歳で、今の貯金はわずかに40万円。その理由として、私は新規就農者であるので、農地の取得のためにご出資いただいたオーナーに年金から100万円ずつ8,9人に(出資額の半分程度ですが)返済し続けたためです。農機具類もある程度は揃えないといけなかったし。しかし、出荷場や鶏舎は自作です。
これではいけないと思い、1日千円の小遣いとして、貯金に精出そうとしたわけです。私などはあと15年で90歳だが、そこまで生きたいとは思ってないしで、この先、どないなるんやろなぁ。自分のことよりも、懸念されるのはその後の地球自然環境の行方です。
便利な生活とAI 、原発 知多半島南部は美浜町と南知多町で、いたるところに太陽光発電のソーラーパネルが並んでいて、景観を害したり、住宅地に隣接して反射光が住宅にかかっています。また風力発電の羽根の回転フリルが住宅の窓に映るほど近接しているものもあります。再生エネルギーと呼ばれていて、原子力発電からは世界的に撤退の方向であり、再生エネならいいのか、でなくこちらでは自然環境破壊状態です。南向けの傾斜にパネルが並んでいたり、見えない山頂にもあります。「遊んでいる土地」という感覚ですが、山もまた生物の住処で、無用ではありません。月末に畑に赤トンボが飛んでいますが、乱舞というほどの数ではなく、とても少ないです。福島の原発の炉心がどうなっているのか、まだわかっていません。原発の安全維持は人知を超えていたのではないか、採用してはいけない技術だったのでは。再生エネも環境破壊を進めています。
そもそもエネルギー消費量が多すぎるのではないか。都市の生活はもう飽和状態のような豊かな暮らしのはずですが、一方では不安定な非正規雇用が広がっています。「経済成長」のためのリニア工事としか思えませんが、これだって、環境破壊を起こしかねない。レジ袋やペットボトルなどのプラスチックごみ(輸出)が世界の海を汚し、海洋生物の脅威になっています。処理できないのに使用を拡大したからでしょう。
今後50年100年で人口が半減することが予想されていて、人口減は地球環境保全からは望ましいと思います。地球自然環境がいつまでも人や生物の生存を保障し維持できれば、なんとか人は生きていけるのではないでしょうか。これ以上の便利さはもう望まないこと、つましく生きていくしかないのでしょう。
これは、複雑で広範囲な問題で、書き尽くすことができませんので、これくらいで止めておきます。
夏野菜伸びています。西日本梅雨入り遅れる
前のブログで、東北南部まで梅雨入りと書いたのですが、これは間違っていました。西日本(九州南部、中国四国、近畿地方は、まだ梅雨入りしていません(20日現在)。今後も晴天続き、雨は27.28日のようで、水不足が心配されています。
新潟・山形地震。18日夜10時半頃、震度6強。梅雨時で瓦が落ちると、雨漏りがします。片付け、ごくろうさまです。死者が出なくてよかったです。
梅雨時と言えば、アジサイなんですが、ようやく咲き始めたようです。バラツキがあるようで、きれいな場所がなかなか見つかりません。
野菜畑の様子
ズッキーニの根元はこんな感じです。16ミリ支柱2本で茎をはさむように差します。このように茎を巻いて、下の方の葉の付け根を切り取りますと、根元がスッキリしました。ヘチマサイズの取り忘れがなくなりました。
ソラマメ、種用です。250粒確保しました。農家や自家菜園主が自分で種を採ることが禁止されようとしています。モンサントなどの大手種苗業者の権利擁護目的のようですが、農家もそんなに多くの人が種を採っているわけでありません。F1種なんて使えないしね。しかし、罰金1000万円とはあんまりだ。日本はアメリカのような広域大規模栽培ではないので、大量の種を確保しないですが、稲の種もみくらい、いいじゃないですか。
海と釣り
毎朝一番で進める作業が「授粉ツアー」で、山の畑のカボチャ40株はもう草に負けそうです。「樫木(かしのき)」の畑には、カボチャ100株、ズッキーニ40株。ずっと気温が低くて、授粉数が中折れ状態で少なかったのですが、まずズッキーニが回復傾向に。カボチャはこれからでしょう。このツアーも毎日なので、飽きて疲れますね。夏野菜が少しずつ収穫が始まっているので、畑に来るのは気分がいいです。ナスは遅れて伸びています。総じて、この春は低温傾向でした。
炎天でのトラクター耕耘作業などで、20日は夕方5時まで畑にいましたが、疲れました。まだ明るいのに帰って来ました。とても1日中は働けない年齢になったようです。
梅雨入りで農作業も停滞
7日に、日本列島は東北南部まで梅雨入りしたようです。
野菜畑では
光の関係ですが、それでもカボチャの葉が黄ばんでいるので、調べると水分不足およびそのため養分を吸い上げきれない肥料不足と説明されているので、マルチを少し剥がして、堆肥を散布しましたが、なんとか回復してほしいです。
晴天の8日に夕方までかかって掘り出したニンニク。翌9日が雨になってしまい、濡らしてしまいました。小ぶりのものが多かった。掘っている土が乾いた砂状でした。春は雨が少なかったが、潅水が不十分だったようです。
その他の話題
今年はソラマメ、カボチャ、そしてニンニクの成績不良を見て、ここ10年くらい、葉面散布が出来ていないことに気が付きました。HB101のような植物由来活力剤を散布していた時は(当たり前なんだけれども)普通に育って、病気や生育不良が起きなかったのです。エンジン付きの噴霧器も持っているけど、しばらく使っていませんでした。天候不順の折には効果的なので、生育初期に散布を再検討してみます。(活力剤20L入りを持っています)
雨が続くと畑作業が出来ず、私は身の置き所がないです。釣りもできないので、読書。