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神社と畑の草処理

  
 9日早朝5時に目覚めたら外は土砂ぶりでした。これでは午前中は外の仕事はできないなぁと思ってそれでも昼頃なら畑の草くらいは刈れるだろう、などと予想。昨日午前午後1時間ずつ、借家そばの入見(いるみ)神社の草刈作業をして、その続きを予定していたのだが、それはちょっと無理かもしれない。午前は雨が多です。12日も朝から雨で予定が立ちません。
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  この神社は500坪の敷地がアスファルトの道路地面から1メートル高く、敷地の外回りが石垣になっているので、その境界あたりから雑草が伸びて道路が狭くなってしまう。その雑草を刈ると見通しが良くなるのです。それで草引き作業を続けての予定で、まだ半分くらい残っています。
 ところで、この神社、普段は誰もいません。管理者責任者がいないんです。神前行事があるときは神主(かんぬし)さん祈祷師(きとうし)さんを外注するんですよ。こういうの珍しくないでしょうか。文字通り地区のお守りの産土神社らしいのです。それで、定期的な掃除や修理などが地区老人会に降りてきており、その老人会の会員が少ないので私まで駆り出されているというわけです。それにしても、この神社は広い敷地なので、神様とはいえ、不動産税はかかっているだろうし、支払いはどうなっているんだろう、と聞き始めると今度は私にも負担が起こりかねないので、藪をつつくことはしないのです(つまり誰にも聞けないってわけ)。

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  私が駆り出されている、というのは言い過ぎで、定期的な期日の清掃のことですが、今回のような早朝夕方の草引き作業は、私が時間を持て余しているので、自主的にやってるだけのことです(こんな人間も珍しいんとちゃうかな。頭がおかしいとか)。(そういうおかしい人はほかにもいるようで、私が手がけているのは神社表側からでしたが、裏側半分近くはどなたかが草処理をされていて雑草は伸びていませんでした)

 IMG_0229.jpg 畑の外に出したゴミ類

  それでもこの豪雨では手作業は難しいので、県道に面した雛鶏舎のある狭い畑に刈払い機をかけることにしました。この作業でもすぐ腰痛が起こってしまいますので、短時間しかできません。ところが、あまり手を入れないでいると、雑草が繁るばかりでなく、ごみ捨て場にされてしまっていました。これが外に出したゴミの山です。他に明らかに私が切っていない剪定枝がたくさんありました。外に出したゴミをどうして処理したらいいのかは、焼却場に相談してみます。剪定枝は別の畑で燃やすために運びました。

 IMG_0233.jpg 塩ビやプラスチックごみ

 IMG_0236.jpg 廃自転車や車輪など

  要するにゴミを捨てられないようにするには、雑草を生やさないように、せっせと草刈するしかないようです。


 畑も草の海に

 IMG_0200.jpg 畑と道路が

 IMG_0242.jpg 道路部分の草刈り

 

 IMG_0206.jpg キュウリやトマトのネットの片付けは晴れたら始めますが・・・


 半島の町・美浜町、南知多町

 日本地図全体から見れば知多半島はほとんど形に出ないくらいです。中部地方では、伊勢湾に蟹の手のように二本の半島が出ていて、短い西側の方が知多半島です。
 その知多半島は先端に2つの町があり、三河湾側(知多湾側)に海岸線に延びるのが美浜町、伊勢湾側に先端を含んで延びているのが南知多町で、それぞれの1万6千人前後の町です。美浜町の中心集落はは河和(こうわ)で、名鉄駅と名鉄ショッピやその周辺は洗練された市街地の風情があります。

 南知多町は名鉄終点の内海駅が町の中心から少し奥にあって、商店街もなく、ホームセンターコメリやコンビニなどがあるだけです。大衆食堂などもありません。南には豊浜、師崎(もろざき)などの漁港があるだけです。その内海に借家で住んでいます(本家の農場本部は内海から河和に向かう途中にあります)。そんなににぎやかな街ではなく、静かです。町の面積は広いのですが、空き地、駐車場が多く、コンビニの駐車場などは200坪くらいの感じです。ですから、内海は買い物には不便で、私が借りている借家の主も足が不自由になったので、親族を頼って豊田市へ移住したくらいです。
 私たちが南知多町へ移住したのは40数年前で、 選択した場所はその町内でもはるかに離れた、半島道路のインター近く、河和との中間地点で、これくらい離れないと安い地価の場所はなかったからです。しかし、後期高齢者に達した今では外出に不便をかんじるようになったし、後継者もいるので、一人、町に降りたということです。そういうわけで町中の借家住まいなのですが、連れ合いが週に2日は世話に来てくれるものの、それ以外は食事、片付けも自分の作業になっています。自分で少しやってみると高齢者の世話もたいへんだろうと思います。
 

 買い物には不便であっても、内海はそんなに住みづらい集落ではありません。海も山もすぐ目の前で、景色も空気もいいです。町には空き地や駐車場が多くて、住宅が混んではいませんので、建物に気圧されるようなことはありません。ただ、日本全体の傾向としても総人口が減少にむかっています。出生死亡の自然増減でもマイナスに向かっているのは、都市よりも地方に顕著で、この町でもこのまま人口減に進むと、寂れていくのではないかという懸念がありますが、はっきり言えばその問題は私の死後のこと、ということになります。「人新生」とは自然環境を収奪して生存基盤を貧弱にしてしまう時代なので、むやみに高齢者が長生きするべきではないだろうと思うので、今の平均寿命でも十分生きているので、これ以上長生きしない方がいいのではないかと自分の残りの寿命も含めると、あと5年くらいが余命だろうと受け取っています(口の悪い人は「そういう人ほど長生きする」、と言ってますが、あなたもそう思いますか笑)。 


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mutumin

私もそう思う一人です。自分は酸素吸入など機械に縛られて死にたくないなと思っています。でも、動けなくなったら、家族が同意するかもしれないので、それは分かりませんがね。
今私より2つ下の友達がずっと24時間点滴で、寝たまま、意識もあるかどうかもわからない状態で生きています。ある意味自分が望んではいない気がするけど、仕方ないなと・・・
ちょうどいい頃で切りをつけたいですよね。
by mutumin (2021-09-13 06:39) 

夏炉冬扇

里の神社はみなそうです。神主さんがいるところはよほどのお社ですね。神社庁に登録していて、そこに上納しているのではないでしょうか。
by 夏炉冬扇 (2021-09-13 08:34) 

とりのさとZ

mutuminさん
 本人が延命治療を拒否しても、お書きのようにご家族の気持ちも大切です。日頃からのスタンスを尊重してくれれば、ありがたいです。

夏炉冬扇さん
 そう言えば、その神社は面積は広いのですが、鳥居は1つだけ。小さな木の祠が3つ並んでいるだけで、華やかで明るい建造物は何もないのでした。わかりました。周りの掃除はこれからも続けたいと思います。

by とりのさとZ (2021-09-14 10:33) 

やおかずみ

里の集落の神社の維持管理は大変ですね。どこでも同じ問題で悩んでいるのでしょうね。
by やおかずみ (2021-09-15 16:57) 

ポンコツ

本日、私が以前住んでいた地域では氷点下を観測したようです。アメダスはなく北大研究林の観測ですから報道はされませんが。9月に氷点下は記憶になかったです。0℃台はありましたが。でも、初雪が早いとか寒さが早くやってくる時は、概して根雪は遅く寒さも大したことなかったりするんですよね。

うちの地域も、市中心部から来たと思われる何者かがごみを捨てていきます。市の外れなので、布団だの段ボールに入れた不用品など大きいものです。見つけるたびに市の環境担当に電話すると取りに来てくれます。

自分が住んでいるのは北海道第2の人口を誇る(?)旭川市ですが、一番近いコンビニまでは隣町のセブンイレブンで10㌔、同じ市内であれば13キロ程度。スーパーも同様です。あと20年たった70代半ばになった時、どう感じるでしょうか。今はこの閑散さが気に入っていますが。公共交通機関もありません。予約で乗るコミュニティバスだけです。
by ポンコツ (2021-09-16 21:24) 

とりのさとZ

やおかずみさん
 今年の2月から町中の借家住まいを始めましたので、その鎮守の神社のお祭りは経験してません。この秋にきっと祭りがあるので、どれだけ賑やかなのか、見てみたいと思います。

ポンコツさん
 温暖化が進んでいますので、低温が少なくなっているのでしょうか。
 やはりゴミ捨てがああるのですか。旭川と聞けば大都市なのですが、買い物にはそんなに不便なのですか。私はまさに70代後半なので、まだ車を運転していますが、この先迷っています。あまり家族に負担をかけないように考えると、外出、買い物などは自分で・・・との思いが自分の中で混乱しています。年上の知人はもう遠くへは行かなくなったと話していました。

by とりのさとZ (2021-09-17 07:10) 

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