一番寒い季節

　１月下旬から２月上旬にかけては、一年で一番寒い時季です。寒さで震え上がっているのも無理はありません。北国では雪下ろし、雪かきに難渋されておられるのでしょう。ご苦労察し申し上げます。こちらは暖地ですので、かつては３０センチの積雪も経験しましたが、今年の雪はこれまでのところたいしたことはありませんでした。

　　２３日。関東地方の積雪様子。東京都下で６～１５センチの積雪。都会が雪に弱いのは、道路が建物・歩道・車道・歩道・建物と続いていて、雪かき雪下ろしをしてもその雪の置き場がないんです。ですからその作業もできない。そして通勤はバス電車ですので、駅は大混雑、道路は大渋滞で交通事故も「多発」します。（地方でも発生していますが、それらは幹線道路の渋滞によります。）また、自動車も雪道用タイヤを付けていない、持ち合わせていないなどの事情があるようです。

　　雪が終わった頃の内海川のカモは首を羽の中に隠して、浮いたまま休んでいます。車道から数メートル離れているだけで、のんびりしています。

　畑の様子は

　　２４日朝の雪景色。こちらでは５センチほど積もりました。

　　農場から県道に出入りする道だけは私が雪かきしました。でも昼頃にはほとんど溶けていました。

　　積雪前にキウイ畑に堆肥の散布作業です。運搬車を使いますが、積み込みも散布も手作業です。ローダーがあれば便利なのだけれど、そこまでの投資が出来るほどの規模でもないですしね。

　　このように最小限しか堆肥を散布できませんが、なんとか育っています。

　　ミカン園とキウイ園は広いので運搬車があるだけでも楽です。

　　こちらは野菜畑への散布です。手前のパイプはサトイモへの灌水チューブを接続するための道具です。

　　昨年収穫のサトイモは２月３月分をこのように畑で防寒保管していて、２月分は数日後に収穫します。

　　温床の中のタネの発芽。電熱マットを２４℃くらいにセットしています。左がネギ、右がキャベツ類（見にくいですが、もう数日すると双葉などが出ます）

　競売農地を買う

　　これまで２０年にわたって使わせていただいていた畑地３００坪（約１０００平米）が競売にかかりましたので、これの「買い受け」手続きを昨年秋から続けていました。農地の競売からの購入はかなり面倒な手続きになっています。町役場と名古屋地裁を何度も往復（役場や地裁が書類不備をしでかしたりもあって）、１２月中に「「手付け金」を払いました。役場から「買い受け資格証明書」、これを地裁に出して、次に「農地購入許可書（農地法３条による許可）を得て、地裁に届ける。この後残金を納付して手続き完了となります。

「買い受け」とは競売の入札に参加しないで、入札不成立を見越して、より低価格で購入するものです。競売でもあり、農地相場の５分の１～７分の１になります。バブルもとっくにはじけていて、これくらいの価格なので、やっと農地を購入できました（坪１０００円程度）。

　　耕作面積はミカン・キウイを含めて１町２，３反くらいになります。半島では平地の農地は広くないので、数カ所に分散しています。

　　競売の関係で秋から使わなかった、その畑の東側で日光を遮っている立ち木の枝の伐採です。一部は薪として風呂の追い炊きなどに・・・と思って短めに切ったのですが、近頃は追い炊きも灯油を使って、薪の使い道もなくなりました。

　　これは潅水チューブの端に付けるストッパーで、左下のが市販されていて１５００円くらい。アルミ板を切ったり、穴明けしたりで自作だと３００円くらいで製作できます。数十本使っていますから、ちょっとした節約になっています（アルミとステンレスネジなのでずっと錆びません）。

　　上の育苗ハウスの巻き上げ器を新調しました。いつのまにか３０００円になっていました。右のは従来のもの。

　海

　　？　手前は防波堤の釣り人

　　タンカーかと。

　この寒さも今日までで、明日からは昼間は７，８℃くらいになりますので、しのぎやすくなりますし、釣りもできるかもしれません（でも、いないなぁ魚は）。このように寒い中ですが、それなりに作業を進めています。仕事をしている時はそんなに寒さを感じませんね。みなさまも雪や寒さに気をつけて。

　今日は、細かい買い物と堆肥の散布作業でした。

コメント 11

こんにちは＾＾
今回の雪はそちらは少なかったのですね。我が家の方は13センチくらいでした。
堆肥の散布もなかなか大変な作業ですね。一部機械？
新たに農地を手に入れられたのですか、ますますお仕事が増えますね。でもそれだけ収穫も増えるってことですよね。
お嬢さん共々頑張ってください＾＾
by mimimomo (2018-01-29 16:04) 

東京より温かい地域なんですね。
10度ぐらいまで上がると、きっと暖かいでしょうね。

これは潅水チューブのストッパーの自作バッチリですね。
中々簡単に使えてバッチリな物はないですね。

by mutumin (2018-01-29 18:20) 

堆肥もどっさりですね。
下駄は日常はいてはいません。
by 夏炉冬扇 (2018-01-29 18:23) 

雪の中、寒い中の農作業ご苦労様です。
by やおかずみ (2018-01-30 16:32) 

　こちらは雪は少なかったのですが、朝も日中も４，５℃程度で寒いです。週末の金土日は暖かいようですが、その後寒の戻りがあります。

mimimomoさん
　雪は少なくても寒く、このところ堆肥の散布とサトイモ掘りの作業が続いていまして、腰が痛いです。寒さで筋肉もほぐれていない？
　買い受けした畑は昨年春まで使っていましたので、面積が増えてはいないんですが、使い方が自由になるのと、経営的に安定さが増すと思います。後継者に長期的にメリットになりますね。

mutuminさん
　週末は１０℃くらいが三日続きそうですが、その後また低温に戻りそうです。
　私が開発制作した物の中でも、このストッパーと送水ホースの二股継ぎ手はとても有用です。

夏炉冬扇さん
　冬でも堆肥の散布作業などはできますね。寒いですけど、作業中は感じないです。
　雪の庭の下駄の跡はいいですね。

やおかずみさん
　堆肥散布作業と、サトイモ掘り（１００キロ）が続いて、腰が痛いです。冬は筋肉も堅いようです。

by とりのさとＺ (2018-01-31 16:37) 

今年は第一級の寒波がやってきているらしいですが、元々極寒地の当地では、この冬は総じて暖冬傾向が顕著です。札幌はー１０℃に達したようで、札幌としてはかなり寒い部類に入りますから、やはり道内でも地域によってかなり違うようです。積雪も当地では１月の観測としては２００センチを超え、観測史上初だそうですが、札幌、旭川では少ないそうです。全くおかしな気象が続いています。今朝の当地はー２９,４℃。今冬まだー３０℃超えていませんので、これも珍しいです。

農地１、２町ほどですか、それが分散しているとなると、通うのに大変そうですね。ガソリン代も上昇傾向ですし。自分が購入した農地は、山も含んでいますが５０円/坪にも満たなかったです。北海道の条件不利地の僻地ではこれでも相場以上でした。相場じゃ誰も売りませんね。何十町も持っているわけでなないので、固定資産税もかかりませんからね。
by ポンコツ (2018-02-02 22:57) 

ポンコツさん
　こちらの長期予報では、最低マイナス１℃最高５℃が４日ほど続き、その後１０℃くらいまで上がるようです。これでも通常よりは最低気温は２℃ほど高めです。
　東京でも積雪しましたが、日本海の低温雲がこちらまで広がりませんでした。それで、積雪は１日だけでした。

　こちら、小さな半島なので、平地の農地は小さく狭いのです。そして高いです。競売だから買え他ので、実勢価格ではとても買えません。後継者がいなくて使わないのに売ろうとしないからですが、そもそもソーラーパネル用でない限り、農地購入者がいません。面積としてはここまでで充分ですが、やはりなんでも手作業はきついので、農機具をと考えると今度は採算がとれそうにないです。
　農地でも鶏舎を建てると、宅地並課税になっていませんか。
by とりのさとＺ (2018-02-03 12:34) 

こんばんは＾＾
お誕生日おめでとうございます＾＾ｖ
by mimimomo (2018-02-04 18:42) 

mimimomoさん
　ありがとうございます。

　はい、今日が私の７３歳の誕生日です。その思いは次回のブログにて。
by とりのさとＺ (2018-02-04 21:53) 

ふつか遅れですが
お誕生日おめでとうございます　
昨日私誕生日で、友人からおめでとうメールをいただき
うれしかったので　Ｚさんへ喜びをペイ・フォワード( ´∀`)

毎日寒いです　次の季節が待ち遠しい。
畑で作業してくださっている皆さんに感謝です。



by 猫屋敷 (2018-02-06 09:03) 

猫屋敷さん
　あなたこそ、お誕生日おめでとうございます
　私の方は、その日こそ一日中釣りでもして・・・と思っていましたが、風が強くて釣り日和ではありませんでした。寒いし。週末になると１０℃くらいになるのですが、雨予報で、どうも天は私に肩入れしてくれないようです。
by とりのさとＺ (2018-02-06 12:17)