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春はまだ途上

  31日まである1月よりは3日も少ない2月は今日で終わりです。2月下旬は気温も10℃以上に上がって、時に午後は防寒具や厚手のセーターを脱いでの農作業になりました。もうそろそろ夏野菜の種蒔きの用意をしますが、トマト、ナス程度で、ウリ類はさらに1ヶ月くらい後になります。大根、カブなどの露地蒔きも覚えていないといけない。
 DSCN0507.jpg 九州の方のブログでツクシを拝見したので、こちらはどうかなと思い、内海川の最上流に行ってみましたが、

 DSCN0508.jpg 見つけたのはこれだけです。とてもツクシ畑とは言えません。

 変化のない野菜畑

 DSCN0496.jpg 秋に種まき、移植しました春キャベツ、まだ収穫サイズに達していません。やはり防虫ネットだけでは保温が足りないようですが、しかし、保温ネットを揃え始めるときりがないので、私は使っていませんでしたが、若い人たちは使いたいようです。

 DSCN0497.jpg ブロッコリーの苗と移植後のカリフラワー、キャベツ。こちらでは128穴プラグトレイに種まきして、そのまま移植します。ここで鉢上げして大きくしてから露地畑に移植するというのが常道なのですが、苗床に広い場所を取るだけでなく、培養土や大きめのポットも必要になります。こんな設備までを用意できません。

 DSCN0494.jpg それで、こんな小さな苗を移植していますが、なんとか大きくなってくれます。

 DSCN0490.jpg ソラマメ。元気に伸びていると思っていたのですが、近くでよく観察すると、「芯止まり」の茎がかなりあることに気が付いたので、もう氷点下に下がることはないだろうと思って、その茎を根元から切り取ったら、半分くらいに減った株もありました。

 DSCN0498.jpg 左側が芯止まりの茎で、それは先端に若葉もつぼみもありません。右側の茎は若葉もつぼみもあります。この後はもっと後に伸びた茎を7,8本程度を残して、低い茎を剪定します。エンドウも同じで秋が暖かくて、伸びすぎて寒さ(霜)でつぼみや茎が枯れたのです。今年の秋からは遅めの種まきを心掛けないといけないようです。

 DSCN0501.jpg 今まで使っていたミカン畑をお返しすることになっていたので、使っていなかった山の畑を更地にして、ミカンの苗木を移植するために、その穴掘りです。苗木を4メートル間隔で植えるので、十年くらい後に伸びても、隣の木が触れ合うようにはならないでしょう。穴を十数個掘ったのですが、すでに畑には竹の根が張っていて、掘るのも大変でした。今日、ミカンの苗木を掘り出すつもりだったのですが、雨になってしまって、1日遅れになりました。

 

 DSCN0486.jpg 続けていた鍬の柄の付け替えです。

 DSCN0489.jpg シャベルの柄も。下のはハゼの生木から採りましたが、冬だからかぶれないでしょう。これで全部生き返りましたので、気分がいいです。若い人たちはすぐ新品を購入するようなのだけど、一見合理的に見えても有限な資源の無駄遣いをしているのではないだろうかと私は思います。発電の資源の石炭石油も有限だし、原発のウランだって無限にあるわけでない。それらは金銭に換算されて私達の手元に届く訳だけれど、生産製造の途中経過が省略されて見えなくなっており、見えている価格価値のみが合理不合理の判断基準になっているのではないかと危惧しています。

 DSCN0509.jpg 28日は朝から雨になってしまいましたが、週に2日の収穫出荷の日でもあり、このようにお手伝いさんたちがいらしてくださって、雨中の収穫作業をしてくれています。感謝に堪えません。それで釣りの成果をお分けしているんですが、昨日はアイナメ1匹で、別の知人にもらわれていきました。

 海や川の景色

 DSCN0503.jpg 雨でかすむ海水浴場砂浜の遠景

 内海川カモ.jpg 雨中の内海川の鴨

 内海川カモ2.jpg ガードレールの間から、首を背に隠して浮いています。

 DSCN0484.jpg FUJITRANSと読めます。

 ここ数回、お説教じみた話になっているようです。やっぱり、年取ったのでしょうね。

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春雨が続いて気温上りそうです

 2月19日は朝から雨になりました。この後、下旬も雨予報が数日ありますので、気温も10℃以上が続いて、春めくようです。

 町や野原の風景

 セキレイ.jpg 畑を耕耘すると、きっと寄ってくるセキレイ

 DSCN0450.jpg 紅梅も満開近い

 DSCN0449.jpg 砂浜で野球部員が訓練しています。

 DSCN0479.jpg 内海川の鴨たち(雨中です)

 畑などの様子

 DSCN0462.jpg これは隣の自家菜園の極早生タマネギです。早いです。畑の周りに防風林があるので、霜も降りにくいようです。

 DSCN0474.jpg 私が使っている畑は広くて吹きっさらしなので、寒さと霜で枯れたエンドウ

 DSCN0481.jpg 枯れた茎・根を抜き取り、新たな購入苗を補植しました。最初から苗を買えばいいでしょうが、毎年売ってるとは限らないんで、やはり種まきから始めています。もっと遅めの種まきと防寒をすべきでした。

 DSCN0470.jpg 春野菜に続いて、夏野菜の用意。マルチを張っています。ここはカボチャ予定。左はサトイモ予定。

 DSCN0480.jpg トマトやキュウリ、ゴーヤなど。左3ウネは高うねでマルチは手作業張り、山芋予定です。このようにマルチの上に土盛りしないと、強風ではがれてしまうことがあります。でもシャベルでの盛り土は手作業なので、腰に来ます。

 DSCN0475.jpg 冬には、道具の手入れ。鍬類に折れた長柄を取り替え。白いのは雨が入らないようにコーキング剤塗り。鍬類も柄を取り換えず、新品を買っても200円程度高いだけなので、修理が不合理とも思えるけど、買い換えたら、元の鍬先がゴミになってしまうし、もったいない感があります。

 左の刈払い機は、1万5千円程度で10年近く使ったので調子がよくないんだけど、いろいろ部品(プラグ、プライマー、アクセルワイヤー)を変えて試していますが、今日の午後に最後だと思ってあれこれ試したら、エンジンがかかった!もう一台排気量25ccのを持っているのだけれど、これは20㏄で軽いので腰に負担がかからないのです。買い替えはずっと後になるし、捨てずによかった! 自分へのお祝いに午後もコーヒーを飲みに行きました(雨だし)。 

 DSCN0453.jpg 他に、別宅の庭裏の柿の木、栗の木の枝をこのように薪サイズに切って

 DSCN0458.jpg 倉庫に運んだものの、使い道がないです。それでもこんな片付け方しかできません。古いヤツとお笑いください。

 DSCN0454.jpg 広大な太陽光発電のソーラーパネル

 DSCN0459.jpg 道路脇に100メートルも続いていて、すぐ横には住宅もあります。いずれも農地でしたが、もう農地に戻ることはないでしょう。やはり太陽光発電(風力発電も)は住環境、自然環境破壊を起こしていますし、天候次第なので発電が不安定だし、いつでも賛同はできません(原発は論外として)。一方、住宅の屋根上に置く3Kwのソーラーパネルは工事費込みで100万円以下になっていて、これならまだましです。

 海と貨物船

 DSCN0468.jpg 喫茶店の窓から

 DSCN0469.jpg 大型コンテナ船

 DSCN0452.jpg カモメです。

 DSCN0467.jpg ここは鳥寄せに餌やりをしていますので、1メートル離れて海鳥を見ることができます。畑、川や海辺の鳥を見ると癒されますね。


 3人のU氏の見識

 私はfacebookとtwitterにも目を通していましたが、どちらも自己PR的な主張ばかりのように感じられて、あまり見なくなりました。新聞雑誌の記事で読んでいるのは、3人のU氏です。

 内田樹(うちだたつる)氏 http://blog.tatsuru.com/ 内田氏の無料ブログです。様々な政治・社会問題についての文章に啓蒙されます。ここを読むだけでもきっと有益だと思われるでしょう。サイトの登録をお勧めします

 内山節(うちやまたかし)氏 群馬県上野村に在住しておられ、山村からの発信です。http://www.uthp.net/ このホームページでは 文章が掲載された新聞・雑誌などが紹介されています。東京(中日)新聞、「現代農業」に連載があります。

 上田紀行氏(うえだのりゆき)氏 東京工大教授 文化人類学者 毎日新聞に連載有り。
https://gansupport.jp/article/series/series01/series01_01/13491.html (鎌田實氏との対談は有益です)


 このブログとは別に「半生記」を書き始めました。まず農業を始める前の35歳までをA4/10.5サイズ活字で8ページになりましたが、これはプライベートな内容なので、公開は無理ですが、時々差支えのない程度でお話しするかもしれません。

 今日は午前午後とも雨で、農作業が出来ず、ブログの更新ができました。

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2月中旬に長い寒波予報

  2月上旬は、それ以後の1週間の予報と比較すれば、やや暖かい日が続きました。2月4日「立春」は私の74歳の誕生日でもあり、家族からはお祝いの言葉やプレゼントがありました。また、ネット経由でお祝いの言葉(と画像)をいただきました、〇山さん、〇越さん、ありがとうございました。この日が誕生日の人が周りに2人おられます。

 農業雑誌「現代農業」最新号には、90歳の方の投書が掲載されていまして、そのお年で「軽トラ、原付きバイク、トラクターに乗り農作業、パソコンも使う」などという健啖ぶりに感心しましたが、そこまでは私にはできそうにないです。もともと強靭な身体ではなくて、体力もそんなにありません。子供の頃から体育が苦手でした。農作業の重労働は、道具や機械の助けを借りてやっていました。でも日常的には元気ですよ。

 DSCN0432.jpg こちらでは梅の開花はこの程度で、寒そうです。

 DSCN0423.jpg 朝、霜がフロントガラスに凍り付くことが何回もありまして、これは雪よりも厄介です。

 DSCN0442.jpg 内海川に鴨です。

 農作業は

 DSCN0417.jpg ソラマメなどに散水

 DSCN0428.jpg ちょっと早いのですが、サトイモ畑の溝切りです

 DSCN0429.jpg 春キャベツやカリフラワー予定地にマルチシートを張りました。トラクターで耕耘した直後でないとマルチャーでは土盛りがうまくできないので、直前に耕耘しなおしました。

 DSCN0444.jpg キウイ畑に長女とバイト青年が堆肥・有機石灰を散布しました。私はフェンスの上の枝をワイヤに結ぶ作業を続けていました。あと1日くらいで終わりそうです。

 その他に、ミカン苗を植えようかと迷っている山の畑の周りの枝を伐採して燃やしました。別宅の裏庭の柿の木、栗の木も更に切り詰めましたので、庭への日差しがよくなりました。

 DSCN0437.jpg 風が弱い日には釣りに行きますが、3時過ぎくらいにアイナメが釣れるもこれだけです。4時から「水戸黄門」があるので、長く釣りはできないです。海辺は寒いし。

 DSCN0440.jpg このように食卓に上がります。釣果が少ないので、差し上げるほどではないです。

 町の話題・景色

 DSCN0431.jpg 広域農道の両側に太陽光発電のソーラーパネル工事が進んでいます。まだまだ広がりそうです。

 隣町の美浜町奥田の伊勢湾側に建設された風力発電が動き始めました。プロペラが回るだけでも日射の動く影が出るそうですし、住宅まで40メートル程度なので、低周波の影響もありそうですが、操業を止める手段が何もないので、遅まきながら「条例」の制定を検討しているようです。

 DSCN0434.jpg 私の友人が「九条の会」の世話人で、町の保育所の近くにこんな看板を掲げました。ご苦労様です。 

 豚コレラ.jpg 中部地方では、豚コレラの感染が広がっています。岐阜県が最初でしたが、愛知県豊田市に広がり、そこから大阪府・三重県・滋賀県・長野県へ運ばれた豚も感染が確認されて、大きく被害が広がっています。ここまでで2万頭の豚が捕殺されることになりました。野生のイノシシにも感染が続いています。封じ込めに失敗したかのようです。なんとかここで食い止めてほしいところです。

 海の景色

 DSCN0425.jpg ユリカモメかと。

 DSCN0427.jpg 貨物船

 DSCN0433.jpg 用途は?

 DSCN0438.jpg 逆光なので、不鮮明です

 上の新聞記事の左側に、千葉県の小学4年生の女児が両親から虐待を受けて死亡した続報がありました。悲惨な出来事です。

 岐阜県高山市の老人介護施設で入所者5人が職員から暴行を受けて死傷。このように、目を覆うような事件が続いています。春らしい明るいニュースがほしいですが、この後1週間は最高気温10℃以下の日が続きそうです。寒さにご注意ください。

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