一番寒い季節
1月下旬から2月上旬にかけては、一年で一番寒い時季です。寒さで震え上がっているのも無理はありません。北国では雪下ろし、雪かきに難渋されておられるのでしょう。ご苦労察し申し上げます。こちらは暖地ですので、かつては30センチの積雪も経験しましたが、今年の雪はこれまでのところたいしたことはありませんでした。
23日。関東地方の積雪様子。東京都下で6~15センチの積雪。都会が雪に弱いのは、道路が建物・歩道・車道・歩道・建物と続いていて、雪かき雪下ろしをしてもその雪の置き場がないんです。ですからその作業もできない。そして通勤はバス電車ですので、駅は大混雑、道路は大渋滞で交通事故も「多発」します。(地方でも発生していますが、それらは幹線道路の渋滞によります。)また、自動車も雪道用タイヤを付けていない、持ち合わせていないなどの事情があるようです。
畑の様子は
競売農地を買う
これまで20年にわたって使わせていただいていた畑地300坪(約1000平米)が競売にかかりましたので、これの「買い受け」手続きを昨年秋から続けていました。農地の競売からの購入はかなり面倒な手続きになっています。町役場と名古屋地裁を何度も往復(役場や地裁が書類不備をしでかしたりもあって)、12月中に「「手付け金」を払いました。役場から「買い受け資格証明書」、これを地裁に出して、次に「農地購入許可書(農地法3条による許可)を得て、地裁に届ける。この後残金を納付して手続き完了となります。
「買い受け」とは競売の入札に参加しないで、入札不成立を見越して、より低価格で購入するものです。競売でもあり、農地相場の5分の1~7分の1になります。バブルもとっくにはじけていて、これくらいの価格なので、やっと農地を購入できました(坪1000円程度)。
競売の関係で秋から使わなかった、その畑の東側で日光を遮っている立ち木の枝の伐採です。一部は薪として風呂の追い炊きなどに・・・と思って短めに切ったのですが、近頃は追い炊きも灯油を使って、薪の使い道もなくなりました。
これは潅水チューブの端に付けるストッパーで、左下のが市販されていて1500円くらい。アルミ板を切ったり、穴明けしたりで自作だと300円くらいで製作できます。数十本使っていますから、ちょっとした節約になっています(アルミとステンレスネジなのでずっと錆びません)。
海
この寒さも今日までで、明日からは昼間は7,8℃くらいになりますので、しのぎやすくなりますし、釣りもできるかもしれません(でも、いないなぁ魚は)。このように寒い中ですが、それなりに作業を進めています。仕事をしている時はそんなに寒さを感じませんね。みなさまも雪や寒さに気をつけて。
今日は、細かい買い物と堆肥の散布作業でした。
気温変化の激しい1月後半
1月11日夜から、新潟県三条市で積雪のため列車内に400人あまりの乗客が15時間も閉じこめられるというニュースがありました。想定以上の積雪のためでしたが、他にも日本海側で高速道路で大渋滞が発生したり、福井県でも70センチ超の積雪でした。その日本海沿岸の寒さは太平洋沿岸までは届きませんでした。
同じ時期に、こちらでは、気温が1℃~5℃という低さでしたが、朝早くから快晴であって、日当たりが良くて、体感気温はもっと高いように感じました。中旬の後半は時に最低気温が8℃くらいが数日続き、私は布団の中で汗をかいたくらいでした。 平均して1,2℃~10℃程度がつづきましたが、下旬の後半には0℃~5,6℃と低温予報の日が5日ほどあり、その後はまた気温が上がるようです。明日が20日ですが、ここまで雪を見ませんでした。昨年はこの日までには30センチの積雪があったのですが・・・。
ウナギはあんまり食べないので(私は)いいのですが、不漁はサンマをはじめとして様々な魚種に広がっています。伊勢湾の定置網の漁師さんが「魚がいない」と言っています。アサリも稚貝を放流しても育たないので、2年連続で潮干狩りが中止になった浜が多いです。海苔も色褪せなどで出荷できないのを(無料で)いただいたことがあります。南方系のエイが泳いでいたりして、海の中でも温暖化が進んでいるのでしょうか。
キウイ畑の作業は進む
この畑のそばにはもっと広いキウイ畑がありますが、そこではこのような処理はしていなくて、レーキで掻き集めて、縛って畑の外に持ち出して、燃やしたりしています。私は野菜農家でもあるので、ハンマーナイフを使用できたのです。
週2回の収穫出荷の日はこのようにお手伝いさんの女性たちが頑張ってくれています。日当たりで野菜を仕分け、分別しています。女性のきめ細やかな仕事ぶりには、私は全然及ばない邪魔者です。ワンコはいてもいいのだ。
海の景色など
一昨日までにキウイの枝処理をしたので、今日は軽く流しました。明日はキャベツの種まきと、キウイへの堆肥散布を予定しています(昨日は終日「雨」でした)。一年で一番寒い時季なのに雨です。気候変動の激しさにはとまどうばかりですが、個人的にはここで地球温暖化へ警鐘を鳴らし、エネルギー依存の生活を見直すことぐらいしか出来ていません。経済成長路線にずっと No と言っていますが、政治を動かすまでの力にはなっていませんが、言い続けます。
農水省でも、温暖化による気候変動に対しての農業・漁業への対策が検討されていますが、まだ提言段階です。農業系新聞しか報道されていない現状です。
上は、立憲民主党枝野幸男代表に農業政策をインタビューしたものです(1/16現在の情報ですが、あまり時間が経過するとアクセスできなくなるかもしれません)。政党支持とは関係なく農業問題を考えるヒントがあります。
正月明けの3連休は雨
早くも1月は8日です。新年も昨日までは穏やかな天候続きでした。が、今年はどちらかというと、盛り上がりが少ない正月のままで、3日からキウイの作業をしていました。1月上旬は基本的に農作業は控えめでして、農場としては非日常の暮らしです。元旦は昼前から酒浸りになり、それでは車での外出もままなりません。
次女とボーイフレンドが夜こちらへ帰省するというので、連れ合いはそちらへ接待に。翌日2日一緒に初詣。
そのあと、地元の産土神社(冨具神社)でも参拝して、喫茶店で休憩。私の眼鏡の買い換えに半田まで付き添うと言ってくれるので、赤札堂で購入。2年前も購入したのだけれど、草刈り中の草切れや土が当たったのか、ぼやけて見えにくくなったからです。その後、初めてたこ焼きを自宅でやろうということになったものの、準備不足です。油拭きも青海苔もなかったけれども、それなりに楽しめました。その間、次女とボーイフレンドの方へ私の半生を簡単に説明する。
そのまま昼食から夜食に続きました。3日、義母の法事で連れ合いと次女だけが尾張北に向かいます。私は午後から、キウイ作業にとりかかる。4日午前午後と2時間ずつ、同じ作業。ようやくワイヤに枝を結ぶ作業になった。5日午後、予報では風が静まるはずだったのに、強風でとても釣りができない。成果無し。
6日7日もゆるやかに同じ作業。午後から共同購入グループの新スタッフがいらしたので、懇談。お泊まりになって、翌日の出荷作業になります。8日は朝から雨で、私は予定が立たない。ブログ更新後、思案中。
畑周りでは
以下は海岸の風景です
連れ合いが歳末から体調を崩していて風邪気味だったので、家事も手抜きになったしで、おせちは購入2段と、和歌山の姉からのマグロのブロックでの刺身。雑煮は一食のみ、ちょっと物足りない正月でしたが、訪問客の宿泊も続いていましたし。それでも昨日までは穏やかな天気でした。
まだ、弘法大師のお地蔵さんにお参りしていないのと、午後は雨が治まれば釣りをしたいけれど、わかりません。しかし、今日は今年初めての収穫出荷作業の日。女性たちが野菜の収穫や仕分けの作業に取りかかっています。初仕事が雨の中でご苦労様です。