11月に半袖の「小夏日和」
11月になっているのに、最低気温が10℃以下になったのは数日で、この後も中旬半ばに9℃8℃予報です。最高気温も20℃を越えていて、小春日和でなくて、夏の暑さです。街ではアイスがよく売れているみたい。野原はアワダチソウとススキが競合しているだけで、何も変化がありません。
畑の風景
親芋から子芋孫芋を離して、ひげ根を抜いて、しばらく乾かします。1か月分は4杯80キロ用意します。あと3回分畑にありますが、これらは掘り出して保存せずに、そのまま畑に残して越冬させます。このほうが痛みが少ないようなのです。
ネットの中のキャベツにはヨトウムシの害が目立ちましたので、ネットをはずして捕殺2回。これだけウネ間に草が生えると、ネットを土中に潜らせるのは無理なので、もう一度テデトール捕殺をします。半分くらいは無傷でした。
温州ミカンの収穫です。極早生‣早生種を200キロ収穫。まだ500キロくらいとネーブル・伊予かんがどれだけあるかわからないけど300キロくらいでしょうか。ところが数日前にそのミカン畑の地主さんが「ミカン畑を養豚場が設備拡大のため買いたい、とのことで、収穫は今年限りでお願いします」と言われました。これはちょっと残念なのと、これで私の作業分が少なくなっていくので楽になるのではないかなぁ、という思いがあります。ちょっと整理できていないです。苗木を自分の山の畑に移植することはできますが、その後の作業には自信がないです。
これまでと同じペースではとても作業できないし、だんだん老化が進んでいる自覚がありますね。
毎週月曜木曜が出荷日です。農場では大手の生協などの取引先はなくて、レストランや一般消費者への直送によって、野菜を供給しています。このように宅配便の箱詰め、送り状アドレス印刷と送り状貼りなどの作業です。
それで、野菜についてはフリーマーケットや朝市などに出ずに済んでいます。ただ、周りの若い有機農業者たちではまだ消費者がついていないので、朝市などに出ているようで、経営的にどうなのか心配しています。出荷の応援もしていますが。
釣りと海
秋も冬も暖かいのはいいのですが、ちょっと暑すぎます。来月は12月ですよねぇ。冬は来るのか心配です。
2018-11-08 17:25
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コメント(8)
せっかく植えて、育ててるみかん畑がなくなるって、複雑な気持ちですね。心が整理出来ない気持ちわかります。でもきっと時が立てば、気持ちが決まって来ると思います。
私も家の陶芸教室(夜週一)を40年近くやって来たのを昨年から、来る人が少なくなったので、冬期間(暖房費、私の時間節約のため)お休みにする事にしました。初めは戸惑いましたが、それがあったので沖縄旅行にも出る事が出来ました。今年は3月四国に行きたい!と考えています。畑をやり出してから雪が降らない時期は家を空けられないし、冬は雪かきと展示会があり、無理。ちょうど作物を植える前のお雛さま展示会の後1週間が一番いい時期。
とりのさとZさんも無くなるとそれなりに余裕が出来、気持ちも楽になると思います。とりのさとZさんも、もう少し楽しんで、楽してくださいませ!
寛ちゃんのお顔みると癒されますね。
by mutumin (2018-11-09 07:17)
ささやかなわが家の菜園ですが、昨日エンドウ豆の支柱を立てました。そして肥料を入れましたので、今日の雨は恵みの雨となり
ました。
by やおかずみ (2018-11-09 08:40)
自然薯どつさりですね。
里芋、今年は暑さで、どこもよくありません。
by 夏炉冬扇 (2018-11-09 17:22)
昨日は終日雨だったので釣りにでかけましたが、成果はまぁ恥ずかしくない程度です。カニも掛かりましたが、陸に上げることができませんでした。
mutuminさん
ミカン畑に植えた苗木は自分の山の畑に移植だけはしておこうと思います。別に畑で倒れても本望ですが、作業は年々きつく感じています。
旅行されるのは60代前半までです。後半になると夜行などは疲れすぎますので、今のうちにおでかけされるのがいいですね。私、65歳くらいで、四国・大阪・和歌山の兄弟に「今生の別れ」をしてきました。
寛太郎くん、昨日は1時間くらい私のパソコンで動画を見ていて、私は横でつきあっていました。
やおかずみさん
この秋は気温が高めなので、エンドウの生育は早いですが、急に寒くなると伸びすぎていると痛むことがあります。晴天が続かず雨も適当にある秋です。
夏炉冬扇さん
山芋、1回出荷分はこの3倍です。まだもう1回分が畑にあります。里芋、こちらは夏の炎天にも潅水できるようにしてありますので、大丈夫でした。
by とりのさとZ (2018-11-10 07:01)
いよいよ明日には初雪が降りそうです。観測史上最も遅い初雪だとか・・・。根雪が年を越した(札幌)記憶はありますが、初雪がこんなに遅いのは確かに初めてだと感じます。
出荷は大変な労力ですね。自分も宅配をしていましたからよくわかります。でも固定客を持つと持たないでは経営の安定度が違いますし、我々のような小農ですとこのようなやり方はとても大切ですね。
今『コープさっぽろ』(全道展開をしている生協です)では、地元の農産物販売にとても力を入れています。以前うちにも旭川の店舗に卵を出してもらえないかと連絡があったのですが、旭川以北ではコープ札幌の店舗はなく(トドックと言う宅配のみ)距離と経費的に難しいとお断りをしました。今ならできそうですね。
農場で働く気は全くありません。自分で経営してこその百姓生活だと思っています。今は何とか百姓を中心とする生活に戻りたいと考えています。『非電化工房』と言うサイトがあるのですが、そこでは3万円ビジネスと言うのを提唱しています。おもしろい考え方だと思います。
小林農園さんに助言はしていません。そんな立場でもないですし、自分がやりたい用にやるのが一番だと思っています。場合が場合ですし、現状ではビニルハウス鶏舎以外考えられないでしょう。厚真は積雪もほとんどありませんしね。
by ポンコツ (2018-11-13 23:01)
昨日はキウイを終日収穫しました。400キロ、あと200キロ予想を今日予定しています。1日の気温は17℃~10℃で、来週は15℃~8℃予報です。
ポンコツさん
私は生産だけで、出荷作業にはタッチしておらず、収穫も芋類程度で、収穫出荷は家人とお手伝いさんにお願いしています。こちらにも農業などの若い新住民がいまして、どういうふうに生計を立てているのか気になっていますが、あまり深刻な表情をしておられないので、大丈夫なのでしょう。
小林農園さんはfacebookでも発信されていますので、進行状態もわかるようになりました。クラウドファンディングもされておられ、ボランティア応援もあるようです。当事者が望んでいるならともかく、口出ししないほうがいいのかもしれません。私はfacebookではコメントをほとんどしていません。「いいね」を時に押すだけです。
by とりのさとZ (2018-11-15 06:38)
首都圏を中心に発生した建設残土が、400キロ近く離れた三重県に船で年間約26万トン運ばれ、県南部の紀北町などに事実上、投棄されてるようですよ。業者の関係者は「林地開発の許可や農地改良の届け出で山林を『捨て場』にできる」と言ってるそうです。以前そちらでも似たような話をされてましたね。他にも規制の弱い自治体が狙われてるようですね。
by スミッチ (2018-11-17 23:11)
昨日は午前中にミカン160キロを収穫しましたが、飽きて疲れてしまって、午後は釣りに出かけてしまいました。20センチのソイが釣れましたが、風が強くて早々と引きあげました。
スミッチさん
こちらでも産業廃棄物入りの土砂で「農地整備」したという事件がありました。三河湾の沿岸地方にも汚染土砂の埋め立てが計画されているようで、心配です。
三重県では「一時保管」されていた建設廃棄土砂が崩れて道路を塞いだ事件があったと記憶しています。
by とりのさとZ (2018-11-18 06:56)